昔撮った8ミリビデオやVHSビデオテープから、DVDにダビングしてくれる便利なダビングサービス。
基本的には丸投げおまかせで大丈夫なダビングサービスですが、申込み前にチェックしておいた方がいいこともあります。やりとりに時間がかかったり、追加料金が発生するケースもあるので、事前にできる確認はやっておきましょう。
目次
市販のビデオやテレビ録画が混ざっていないか
著作権が絡むものはダビングしてもらえません。市販のビデオはもちろんですが、テレビ録画もダメです。
きちんとラベリングしている方なら録画の中身がすぐわかると思いますが、ビデオテープにラベルシールを貼っていなかったりすると、事前に再生して確認しておく必要があります。
ですが、数十本など大量に発注する場合は、確認などしていられないと思います。そもそも手間を省くためのダビングサービスですし。
個人的には、ほとんど自分や家族が撮影したビデオだとわかっていて、「何本かテレビ録画が混じっているかもしれないな」程度であれば、そのまま送ってしまった方がいいと思います。
ちなみに、何も録画されていない場合もたいてい料金から引いてくれますので安心です。
なお、自力でのダビングにも、いくつか方法があります。
カビが生えていたり、ビデオテープが切れていないか
ビデオテープの劣化にも書きましたが、テープにはカビが生えます。それも高確率で。
程度の差はあれど、ダビングサービスに持ち込まれるビデオテープの4割にはカビが生えているそうです。
どこのダビングサービスでもカビ取りは行っていますので、そのまま送ってしまってもいいのですが、中には最初からカビ取り依頼をしておかないといけないところもあります。
大手のダビングサービスなら、何も考えずに送ってもきちんと検品してもらえます。
カビやテープの切断を発見した際には、有料補修を行ってよいかどうか確認の連絡がきます。そこで追加料金を確認して、納得いけば作業にはいってくれます。
どちらにせよ、ビデオテープの表面を見ればカビの発生もテープ切れもわかりますので、加算料金を含めてどれくらいかかるのかを知っておく意味でも、ざっと見ておくことをおすすめします。
評判どおり!フジフイルムモールのDVDにダビングサービスの仕上がり
3倍録画のものが混ざっていないか
録画時間が2時間を超えるものは、DVDが複数にわかれます。
追加料金が発生しますので、事前に把握しておいた方がいいでしょう。単に追加料金に対する予測という意味でしかありませんので、承知のうえで録画時間が超過しているものを送る分には、チェックしなくてもまったく問題ありません。細けぇこたぁいいんだよと。
できるだけケースにおさめる
ビデオテープを発送する際の梱包は自身で行います。その際ケースにおさめるようにしましょう。配送時の衝撃をやわらげ、余計なトラブルが減ります。
もちろん箱につめるときも、緩衝材や新聞紙などをすきまなく詰め、ビデオテープを衝撃から守りましょう。
納期を確認しておく
ダビングサービス各社の納期は10日〜2週間程度のところが多くなっていますが、中には90日以上かかるところもあります。営業日計算なので、半年近くかかります。
古いビデオテープをダビングするのですから「いつでもいいよ」という方も多いかと思いますが、他人に依頼したものはすぐに必要なものでなくとも気になってくるものです。万が一の会社倒産リスクなどもあるわけですし。
ダビングサービスに依頼するビデオテープは、わざわざお金を払ってまで残したいもの、自身や家族の想い出が多いと思います。変にやきもきしないよう、納期はきちんと確認しておきましょう。
まとめ
ダビングサービスに依頼する前に確認しておくことをまとめましたが、文中にも書いたように、そもそも手間を省くためのビデオダビングサービスですので、何も考えずに段ボールに詰めて、どさっと送ってしまってもきちんと選別して対応してもらえます。
調べたかぎり、追加料金が発生する場合に連絡なしで勝手にやるところは存在しませんでしたし、まずそんなところはないと思います。
いつかやろうでは、こういうことは一生やらないですし、テープの劣化はどんどん進みます。思い立ったときに一気に段ボールに詰めて送ってしまいましょう。家族の想い出、プライスレスです。
ダビングサービスを比較しました。