【おすすめ】DVDへのビデオダビングサービス比較(VHS・8mm・ベータ・miniDV等)
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【おすすめ】DVDへのビデオダビングサービス比較(VHS・8mm・ベータ・miniDV等)

Dubbing-services

VHSや8mmビデオからDVDへのデータ化、ダビングにはかなり時間がかかります。数が少なければ自分で作業することもできますが、手間は結構かかります。そもそもすでにビデオデッキがなくて見られない、ダビングできないという方も多いですよね。

そこで検討にあがってくるのが、ビデオテープからDVDへのダビングサービスを行っているショップです。アナログのVHSや8mmをデジタルデータ化してくれます。

自分でDVDダビング作業をやった私が、ダビングサービスを徹底的に調べて比較しました。実際に発注もしています。自分でのダビング作業に力尽きたのです……。

ダビングサービス業者によって、サービス内容には差があります。もちろん料金もです。メリット・デメリットを比較して詳しくご紹介します。また、ビデオテープの内容や状態によっては、自力でやった方がいい場合もありますので、そちらも合わせてご説明します。



DVDダビングサービスのメリット・デメリット

家族の想い出をしっかり記録しようと頑張っていたお父さんお母さんなら、数十本から百本以上になることはざらにあるでしょう。仮に通常1本120分のVHSビデオが50本あったとしたら、それだけで100時間です。

ダビング中はほったらかしでいいとはいえ、かなりの時間をビデオのデータ化作業に割くことになります。他にやることいっぱいありますよね……

自分でやる作業は「コスト」と意識すると、おまかせできるダビングサービスのメリットは大きいです。

ダビングサービスにデータ化を依頼するメリット

ダビングサービスのメリットは以下のとおり。

  1. ビデオテープを送るだけで全部おまかせ
  2. プロによる高品質のダビング
  3. VHS、8ミリビデオ、Hi8、ベータ、miniDVなど様々な種類に対応
  4. チャプターが入る
  5. カビや劣化の補修もしてくれる

まず全部おまかせでやってくれること。宅配便で送れば、ダビングして送り返してくれますので、手間もほとんどありません。VHSや8mmビデオ、ベータなど様々な形式のビデオテープから、DVDへデータ化してくれます。

チャプターが入るDVD-VIDEO形式なのも嬉しいポイントです(激安ダビングサービスは対応していないところがあります)。これ、デジタルデータ化する前は「別にどっちでもいいや」と思うのですが、実際に届くと頭出し出来るのはすごくいいですよ!

また、別料金になりますが、カビや劣化があるビデオテープでも補修してダビングしてくれます。ここはヘタに素人がいじると映像が見られなくなる可能性があるので、プロにまかせたいところです。

DVDダビングサービスのデメリット

ダビングサービス業者に依頼するデメリットは、当然それなりの料金がかかることですね。

しかし上記のとおりこれだけのメリットがあるので、自分でやるよりサクッと依頼してしまった方が早いです。

DVDダビングサービスの比較

ダビングサービスを行うショップは、サービス内容も少しずつ違います。すべてを調べきるのは困難ですので、会社の規模や知名度、料金体系やサービス内容が信頼できそうなショップに絞って比較しました。

実際に発注したところもあります。

ビクターダビングサービス(Victor)

【重要】ビクターダビングサービスは、残念ながらサービスを終了してしまいました。今はこちらのショップがほぼ同じ条件・サービスでダビングを受け付けています。ビクターよりさらに安くなってます!
ビデオテープのデジタル化、DVD化サービス【ダビングコピー革命】

Victorが運営する、ビクターダビングサービスです。品質、価格、納期のバランスが取れています。

日本ビクターはVHSを最初に開発して販売した会社です。現在はJVCケンウッドという会社になっていますね。そのビクターブランドを掲げてダビングサービスを行っており、品質や対応には信頼が持てます。

対応ビデオテープの種類も多く、VHS、S-VHS、VHS-C、S-VHS-C、MiniDV(DVC)、8mmビデオ、Hi8(Video8、Digital8)となっています。

納品DVDの盤面は、シンプルですがVictorデザインラベルになっており、タイトルと日付けの書き込み欄があります。DVDケースも同様のデザインなので、収納時にダビング依頼したDVDだとすぐわかるようになっています。

victor-dvd3

管理用バーコードもシール貼り付けではなく盤面に直接印刷してあるので、ボコッとしません。なにげに嬉しいポイントですね。

カビが生えたテープ、カセットの破損や切れたテープもそのまま送ってOKです。ビクター側で確認して、補修が必要であればその旨連絡してもらえます。別料金がかかりますが、納得できれば補修してからダビングしてくれます。

中身に何が録画されているかわからない状態でも、とりあえず送ってしまって大丈夫。録画されていないテープ分は料金を引いてくれます。また、120分を超える録画テープは1枚のDVDに入りませんので、複数枚のDVDに分けて録画されます。追加DVDの枚数分の料金が別途かかりますが、事前に自分で録画時間を確認しなくても、作業に入る前に確認の連絡をしてくれます。

ダビングの料金は、1本〜5本の場合は1,150円(1本あたり)、以後5本追加ごとに1本あたりの単価が引き下げられ、71本以上だと780円となります。51本以上の申込みでビデオテープお引取りサービスが910円で利用でき、箱や緩衝材を用意せずに依頼できます。51本以上なら引取料も無料になります。

納期はテープ到着後10日〜2週間程度です。

ビクターダビングサービス公式サイトはこちらから。

【重要】ビクターダビングサービスは、残念ながらサービスを終了してしまいました。今はこちらのショップがほぼ同じ条件・サービスでダビングを受け付けています。ビクターよりさらに安くなってます!
ビデオテープのデジタル化、DVD化サービス【ダビングコピー革命】

フジフイルムモール DVDにダビングサービス

お次は富士フイルムが運営するFUJIFILMビデオテープのダビングサービスです。こちらも大手で安心ですね。

対応する形式は、VHS、S-VHS、VHS-C、SVHS-C、ミニDV、8ミリビデオ、Hi-8です。富士フイルムの特長としては、まずは標準でこのようなインデックス付きのDVDパッケージを作成してくれるところです。

fujifilm4

録画映像から画像を自動抽出して、パッケージにプリントしてくれますので、中に何が入っているのかすぐにわかります。パッケージまで標準でプリントを施してくれるところはめずらしいですね。普通は別途料金がかかります。

最初は、パッケージプリントはあまり必要ないサービスかなと思っていたのですが、実際の仕上がり品をみて考えが変わりました。これ、めっちゃいいです。だいたい無地の場合だと、「思い出1、思い出2」とか、「1985〜1986年」みたいな感じで名前付けることが多いと思うんです。でもこれ、中身忘れちゃって結局再生してみるまでわからないんですよね。何が映っているか、ケースでパッとわかるのは必須といえるくらい便利ですよ。

ネットから申し込めば、段ボールや発送伝票が送られてきますので、そのままビデオテープを入れるだけという手軽さがあります。カビや破損テープの扱いはビクターと同様、すべておまかせで大丈夫です。(追記:カビやテープ劣化のトラブル補修が無料になりました!

それから、富士フイルムは8mmフィルムからのダビングにも対応しています(8mmビデオではなく8mmフィルムです)。8mmフィルムからのデジタル化を考えている方は、選択肢が非常に少なくなります。

8ミリフィルムの扱いの繊細さや開発の歴史を考えると、ほぼフジフィルム一択です。8ミリフィルムダビングサービスの詳細はこちらです。
8mmフィルムのダビングサービス

ダビングの料金は基本料金2,200円の1本1,540円〜で、依頼本数で細かく料金が変わっていきます、詳しくはフジフイルムモールサイトで簡単にシミュレーションができます。

少しお高めの料金設定ですが、画像インデックス付きのパッケージDVDを作成してもらえますので、ダビングでデータ化されたDVDをそのまま保管できるのがメリットです。

自分でやる作業をほぼなくし、すべておまかせにしたい人向けです。仕上がりも高品質で安心です。

【富士フイルム公式サイトはこちら】
FUJIFILM VHS miniDV 8mmビデオのダビングサービス

実際に注文したフジフイルムモールのレビュー記事です。

VHSからDVDへのダビングに「フジフイルムモールDVDにダビングサービス」を利用しました。注文の仕方、仕上がり、料金、納期などを書きました。メリット、デメリットも含めてレビューします。
フジフイルムモールDVDにダビングサービスの利用レビューです。VHSからDVDへのダビングの仕上がり、実際の映像を紹介します。料金やトラブル対応についても感想を書いています。

日本ビデオサービス

大手メーカー運営ではなく、独立系のショップ日本ビデオサービス楽天市場店です。1本840円(VHSからDVD)+送料という価格で、本数割引もあります。また楽天内へ出店されているため、楽天ポイントをお持ちの方は、ポイントを使ってダビング依頼できるのがメリットです。

ダビング可能なビデオテープも、VHS、S-VHS、VHS-C、S-VHS-C、ベータ、MiniDV、8mmビデオ、Hi8(Video8、Digital8)その他ほぼ対応しています。料金体系は違いますが8mmフィルムもOKとなっています。カビによるダビング不可や、カビ除去の追加料金発生時に連絡がもらえる点も、大手同様に安心です。

日本ビデオサービス楽天市場店

ダビングコピー革命



ダビングコピー革命は独立系のダビングサービスで、ユーザーの利便性を徹底的に考えた商品設計が特徴です。

たとえば、カビが生えたビデオテープのクリーニングや切れたテープの補修などは、本来なら別料金で見積もりが来るのですが、ダビングコピー革命はすべて無料で行ってくれます。昔からダビングサービスをチェックしている身としては、この料金で補修込みは驚きのサービスですね。

また、通常ダビングサービスは1本120分を想定していて、それを超える録画時間(3倍録画とかありましたよね)の場合は、別料金がかかるのが普通でした。これも料金変更ナシでやってくれます。

そして、お急ぎの場合の特急便。追加料金を払うと1週間ほどでダビングしてくれます。これもすごい。

対応ビデオテープの種類も、調べた限りどこよりも多いです。一般的なVHSや8mmなどは、今までに販売された規格全部対応しているんじゃないかってくらい。企業向けにもサービスを展開していて、ベータやU-matic(ユーマチック)、D1 / D2 / D3 / D5 / UNIHI / AK / VX方式など、業務用ビデオダビングにも対応しています。カセットテープやMDなどのオーディオダビングもやってくれます。

サイトも非常に使いやすく、見積もりページの利用も簡単です。迷ったらとりあえずダビングコピー革命を選んでおけば大丈夫だと思います。

ビデオテープのデジタル化、DVD化サービス【ダビングコピー革命】

市販のビデオテープ、テレビ録画したテープのDVDデータ化

市販のビデオテープをDVDにダビングしてくれるお店はありません。

アーティストのビデオや、自宅でテレビ番組を録画したテープなどは、著作権にかかわるため、代行業者であるダビングサービスに依頼することはできないのです。

テレビの録画テープなどのダビングは自力でやりましょう。ダビングの仕方はこちらの記事にまとめました。

VHSからDVDにダビングするおすすめの方法を4つ紹介します。自分でやる方法をいくつかと、ダビングサービスに頼む方法もあります。ビデオテープがいつまでも保存できればいいのですが、収納スペースを圧迫すること以外にも、磁気テープの劣化というやっかいな問題もあります。早めにDVDやパソコンにダビングしてデジタル化してしまいましょう。

ビデオテープのDVDダビングサービス比較まとめ

各ショップの料金やサービスを表にまとめました。VHSビデオテープからDVDにダビングを20本依頼した場合の料金で比較してみます。料金は税込み価格で統一しました。(特急プランなどは別途料金が必要です)

VHS各社比較 ビクター フジフイルム 日本ビデオ ダビングコピー革命
料金(20本) 19,600円 56,100円 16,300円 17,974円
送料無料 6本以上 送料定額2,200円 3,980円以上 5,500円以上
納期 2週間 90日程度 2〜3週間 60日程度
チャプタ
カビ補修(1本) 1,580円 無料 1,100円 無料
120分超追加DVD 550円/120分 無料 550円/120分 無料

※料金、サービスともに掲載時のものです。
各社とも見積もりフォームが用意されていますので、必ずそちらで正確な料金をご確認ください。

こういうものは一度やってしまえばそれでいいのですが、なかなか腰を上げにくいものです。
が、忘れてはいけないのはビデオテープの劣化です。

特に日本においてはカビの発生確率は非常に高く、ダビングサービスに持ち込まれるビデオテープの実に4割はカビが発生しているテープだそうです。ひどいと修復できない場合もあります。

大切な家族の想い出をなくさないよう、すぐ手持ちのビデオテープのデータ化を。あれこれ考えるのは、データ化してからです。せっかくここまで読んでくださったのだから、今すぐ動きましょう。じゃないとまた数年やらないですよ!(経験談)

フジフイルムモールDVDにダビングサービスの利用レビューです。VHSからDVDへのダビングの仕上がり、実際の映像を紹介します。料金やトラブル対応についても感想を書いています。


シェアする

フォローする