ダビングする際に覚えておきたいビデオテープの種類
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ダビングする際に覚えておきたいビデオテープの種類

cup

ビデオテープからのダビング時に、すでにビデオデッキがなく新たに手に入れる必要があったり、ビデオダビングサービスに依頼する際には、ビデオテープの種類を把握しておく必要があります。

ダビングサービスでは、たいていのショップがメジャーな規格に対応していますので大丈夫ですが、自分でダビングする際には、対応するデッキが必要です。



ビデオテープの種類

VHS

最もメジャーな家庭用ビデオ規格です。
VHSはVideo Home System(ビデオホームシステム)の略で、当時の日本ビクター(現在はJVCケンウッド)が開発しました。

サイズ:横幅188mm×縦102mm×高さ24mm

S-VHS

正式名称はSuper VHSです。VHSをより高画質にしたもので、専用の再生デッキがありますが、普通のVHSデッキでも再生できます。ただしSQPBが搭載されているビデオデッキです。古すぎるデッキじゃなければほぼ大丈夫です。
サイズはVHSと同じです。

VHS-C

VHSを小型化したものです。VHS-Compact (ビデオホームシステムコンパクト) の略。
大きさが違うので、そのままではVHS再生デッキに入りませんが、カセットアダプタを装着すれば再生可能です。

サイズ:横幅92mm×縦52mm×高さ23mm

 

今はケースに直接メモリーカードを挿入して、再生するだけでコピーできる商品も出ています。

ベータマックス

ベータと呼ばれているソニーが販売していた家庭向けビデオ規格です。
VHS・ベータ戦争は一定の年代以上の方にはおなじみですね。
VHSより画質や大きさ(小さい)で勝っていましたが、規格争いで負けました。

サイズ:横幅156×縦96mm×高さ25mm

8mmビデオ(Video8)

ビデオカメラ用として普及した家庭用ビデオ規格。
8ミリビデオからVideo8と呼び方が変化しました。8mmの登場により、VHSを直接挿していたでっかいビデオカメラが小型化され、一気に家庭に普及しました。
以降紹介する、上位互換がいくつかあります。

サイズ:横幅95mm×縦82mm×高さ10mm

Hi8(ハイエイト)

ソニーが開発した8mmビデオの上位互換です。より高画質になります。
サイズは8mmと同じ。

Digital8(デジタル8)

Hi8よりさらに上の画質です。
サイズは8mmと同じ。

MiniDV

ハイビジョンの画質を記録できる、VHSや8mmビデオに比べて圧倒的に高画質な規格です。
サイズもさらに小型化され、当然ビデオカメラも小型軽量で扱いやすく、一気に普及しました。ダビングしてもほとんど劣化がないというのも画期的でした。
おおむね2000年以降であれば、この形式で撮影された方も多いのではないでしょうか。

サイズ:横幅66mm×縦48mm×高さ12mm

メジャーなところはこれくらいです。

その他

他に8mmフィルムがあります。
よく8mmビデオと間違われますが別物です。リールにフィルムが巻いてある形状をしています。

手持ちのデッキとテープの確認を

古いデッキを引っ張り出した際、ヘッドが汚れていて再生に支障をきたす場合があります。
ヘッドクリーナーが販売されていますので、事前にクリーニングしておくと良いと思います。

 

 

お持ちのビデオデッキ、ビデオテープをよく確認して、ダビング作業にうつりましょう。

VHSからDVDにダビングするおすすめの方法を4つ紹介します。自分でやる方法をいくつかと、ダビングサービスに頼む方法もあります。ビデオテープがいつまでも保存できればいいのですが、収納スペースを圧迫すること以外にも、磁気テープの劣化というやっかいな問題もあります。早めにDVDやパソコンにダビングしてデジタル化してしまいましょう。


シェアする

フォローする